Kindle端末で一番最初に発売された「Kindle」と、その上位モデルの「Kindle Paperwhite」を比較してみました。
どちらも電子書籍リーダーの入門機としておすすめですが、あなたが電子書籍リーダーに何を求めるかによって、どちらのモデルの方が良いかは変わります。
それぞれの特長・性能・違い・メリットデメリット等々をまとめましたので、kindle端末選びの参考にしてみてください。
もくじ
KindleとKindle Paperwhiteの機能比較
価格 | 7980円 | 1万3280円 |
内蔵ライト | なし | あり ※LED 4個使用 |
ページ送り | タッチスクリーン | タッチスクリーン |
解像度 | 167ppi | 300ppi |
バッテリー | 数週間 ※ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合 | 数週間 ※明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合 |
WiFi接続/3G | WiFi | WiFi/WiFi+3G |
重量 | 161g | WiFiモデル:205g WiFi+3Gモデル:217g |
サイズ | 160 x 115 x 9.1 mm | 169 x 117 x 9.1 mm |
ディスプレイの大きさ | 6インチ | 6インチ |
反射抑制スクリーン | あり | あり |
ストレージ(容量) | 4g | 4g |
防水性能 | なし | なし |
詳細 | Kindle | Kindle Paperwhite |
Kindleを選ぶメリットデメリット比較
Kindleのメリット
メリット
軽い!Kindleシリーズ最軽量の161g
安い!Kindleシリーズ最安の7980円〜
小さい!Kindleシリーズで最も小さい縦160 x 横115mm
軽い!Kindleシリーズ最軽量の161g
Kindleは、Kindleシリーズの中で最も軽い端末です。
たった161gしかありません。
単行本1冊(約150g)とほぼ同じ重さですね。
しかし、Kindleは紙の本とは違い、大量の電子書籍を保存できます。
単行本1冊の重さで数百冊分の書籍を持ち歩くことが出来るわけです。(マンガでも約80冊前後保存可能)
安い!Kindleシリーズ最安の7980円〜
Kindleは、Kindleシリーズの中で最も安いのも魅力の1つです。
画面に広告が表示されるキャンペーン情報つきモデルなら7980円で購入できます。
広告が表示されないキャンペーン情報なしモデルでも1万円以下の9980円から購入できます。
小さい!Kindleシリーズで最も小さい縦160 x 横115mm
Kindleは、縦横サイズが全Kindle端末の中で一番小さいので持ち運びに便利です。
文庫本のサイズ(148×105mm)とほぼ同じサイズです。
Kindleのデメリット
デメリット
解像度が低い
内蔵ライトがない
WiFiモデルのみ(無料3Gつきモデルはない)
解像度が低い
KindleはKindle端末の中で一番最初に発売されたモデルなので、他の端末に比べるとディスプレイの解像度が低いというデメリットがあります。
とりあえず文字を読めればいいという人にとっては、気にならないかもしれません。
ただ、上位端末の300ppiの解像度を体験した方は、Kindleの167ppiの解像度では正直物足りないと感じる可能性が高いです。
内蔵ライトがない
Kindleには内蔵ライトがついていないので、夜中にベッドの上でKindleで読書…というわけにはいきません。
明るいところで利用するようにしましょう。
WiFiモデルのみ(無料3Gつきモデルはない)
KindleにはWiFiモデルがありません。
ですので、kindleから直接インターネットに接続してAmazonからKindle本を購入することはできません。
WiFiのつながるところでしかKindle本を購入することが出来ません。
Kindle Paperwhiteを選ぶメリットデメリット比較
Kindle Paperwhiteのメリット
メリット
高解像度300ppi!ほぼ紙と同じ
LEDライト付き!暗い場所でも読書できる
無料3GでKindle本をダウンロード可能
高解像度300ppi!ほぼ紙と同じ
Kindle Paperwhiteのディスプレイの解像度は300ppiです。
下位端末のKindleと比較すると、約1.8倍も解像度が高くなっています。(167dpi→300ppi)
Kindle Paperwhiteの画面1cm手前に目を近づけて見ても、ブロック状のガタガタとした粗さは見当たりません。
ほぼ紙と同じといって過言ではありません。
LEDライト付き!暗い場所でも読書できる
Kindle PaperwhiteにはLEDライト(4つ)がついているので、暗い部屋でも読書できます。
また、Kindle端末はEinkディスプレイを使っているので、スマートフォンディスプレイのようにギラつくことはありませんし、目を傷つけるブルーライトも発しません。
ですので、長時間読書しても目が疲れません。
無料3GでKindle本をダウンロード可能
Kindle PaperwhiteにはWiFi+"無料3G"モデルがあります。
無料3Gモデルの場合、WiFiのみモデルとは違って、WiFiの無いところでも無料でネットに接続することができます。(3G電波の届くところならどこでもOK)
ですので、いつでもどこでもAmazonからKindle本を購入してダウンロードすることが出来ます。
ネット接続料金はAmazonが全て支払ってくれるので、何冊ダウンロードしても通信費を支払う必要はありません。Kindle本の代金だけで大丈夫です。
Kindle Paperwhiteのデメリット
デメリット
Kindleよりは少し高め
50gだけKindleより重い
Kindleよりは少し高め
Kindle Paperwhiteは、Kindleから大幅に性能がUPしていますので、価格もそれにあわせて少し高くなっています。
とはいえ1万3280円から買えます。性能UP分を考慮すると安いですね。
50gだけKindleより重い
Kindle Paperwhiteは、Kindleより50gだけ重くなっています。
これは性能UPさせるために仕方がない部分です。LEDライトや無線3Gが追加されていますので。
たった50gの重量増加で済んでいるなら上々だと言えます。
まぁ、デメリットというほどのことではないですが、気にする人もいらっしゃるかもしれませんので、一応書いておきました。
KindleとKindle Paperwhiteのどちらがおすすめ?
Kindleはこんな人におすすめ!
- 電子書籍リーダーを(とりあえず)試してみたい
Kindleの魅力は価格です。
7980円で買えてしまうので非常にお買い得です。
また、Amazonプライム会員であれば割引クーポンが使えますので5000円以下でKindleを買うことも可能です。(クーポンは非定期に発行されます。適宜チェックしてみてください)
ですので、Kindleは…
- 電子書籍リーダーってどんな感じ?
- Kindle本の読書を体験してみたい
という人の”お試し端末”として最適です。
Kindle Paperwhiteはこんな人におすすめ!
- 電子書籍リーダーに紙と同等の読書体験を求める人
Kindle Paperwhiteは、電子書籍リーダーに本と同じレベルの読書体験を求める方におすすめです。
解像度300ppiの画面は、紙に印刷されたインクと同じレベルの美しさだと言えます。
ディスプレイに表示された文字を間近でみても、ジャギー(ガタガタ)がほぼありません。なめらかです。
また、LEDライト付きで暗いところでも読書できます。部屋の明かりを消して、ベッドの上で読書しつつ眠りにつく…。なんてことも可能です。
さらに、無料3GモデルならいつでもどこでもAmazonkindleストアから本を購入できます。本というより、本屋そのものを持ち運んでいるようなものです。
ですので、Kindle Paperwhiteなら、紙と同等、もしくはそれ以上の読書体験ができるでしょう。
本好き、読書好きの方の高い要求に答えられる電子書籍リーダーです。
Kindle Paperwhite(第7世代)とKindle Paperwhite(第10世代)の比較記事はこちら
⇒Kindle Paperwhite(第7世代)とKindle Paperwhite(第10世代)の比較
その他のKindleの比較レビューは、こちらの記事でまとめています
⇒【Kindle比較まとめ】すべてのKindleを比較してみました