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reMarkable2購入!実機レビュー(開封の儀)

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とうとうreMarkable2が届きました!

個人輸入代行業者を通して購入してから、コロナウイルスの影響で出荷が遅れて、最終的に8月到着の予定が11月に到着。長かった…。

それでは早速、reMarkable2の開封から実機のサイズや重さ、手触り感などのレビューをば。

reMarkable2の配送料について

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reMarkable2を個人輸入代行業者を通して購入した場合、個人輸入代行業者から自宅へ送ってもらうための配送料が必要になります。

私はPlanet Expressを使ったのですが、Planet Expressから日本の自宅に送ってもらうのに約5000円の配送料がかかりました

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実は、reMarkable2の他にも購入していた商品がありまして…、reMarkable2と別の商品をまとめて送ってもらったので、少々配送料が高くなっている可能性があります。

ま、Planet Expressを使う場合は5000円前後の配送料で届けてもらえると考えておけば、そんなに間違いはないと思います。

reMarkable2の商品内容

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reMarkable2を購入する場合、ペンやカバーなど、いくつかオプションを選ぶことができます。

私は以下の構成で購入しました。

  • 本体:399ドル
  • ペン(消しゴム付きのMaker Plus):99ドル
  • カバー(Polymer weave):99ドル

以上、合計597ドルです。

 

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reMarkable2本体の箱には、reMarkable2本体とUSB-Cコード、そして説明書が入っています。

 

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reMarkable2には、reMarkable1に搭載されていた画面下部の四角いボタンが撤廃されています。

完全なフラット画面で、電源ボタン以外にボタンはありません。

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ちなみに、上画像に写っている文字はシールではありません。reMarkable2の画面に表示されているものです。

まるで紙に書いた文字のように自然な感じで表示されています。非常に解像度が高いのがわかります。

reMarkable2の薄さ

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reMarkable2の厚み5mm以下(約4.8mm)で、鉛筆よりも薄いです。

iPad Pro 11インチ(2020年発売モデル)の厚みは約5.9mmなので、iPad Pro 11インチよりreMarkable2のほうが約1.1mm薄いです。

reMarkable2の重さは約403.5gです。iPad Pro 11インチの重さは約471gなので、iPad Pro 11インチよりreMarkable2のほうが約67.5g軽いです。

 

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電源ボタンは本体上部に設置されています。

 

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USB-Cポートは本体下部に。

 

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本体の裏側には、滑り止めの小さなゴムが4つ付いています。

このゴムのおかげで、机に設置したときに本体が傷つかなくてすみます。もちろん、ペンで文字を書いているときに滑らないという効果もあります。

reMarkable2のペン(Marker Plus)

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reMarkable2のペンには、通常のMakerペン(49ドル)と、Marker Plusペン(99ドル)の2つのタイプのペンがあります。

ペンの反対側に消しゴム機能がついているのがMarker Plusペンで、通常のMarkerペンには消しゴム機能はついていません。

 

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ペン先は、最初からペンに接続されているものが1本、予備が9本、合計10本あります。

ですので、いくらカキカキしても全然OK!

イラストレーターでもない限り、当分ペン先を買い換える必要はありません。

 

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写真からはわかりにくいかもしれませんが、Marker Plusは若干ざらざらとした硬質ゴムのような触感で、触り心地がいいです。汗ですべる心配はなさそうです。

 

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ペンの反対側に丸いボタンのようなものが付いていますが、この部分が消しゴムになります。

ペン先で文字を書いた後、この反対側部分で書いた文字をこすると、文字が消えます。

いちいち消しゴムツールを選択する必要はありません

 

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Marker Plusの側面は一部たいらになっており、この部分に磁石が入っています。

この平らな部分をreMarkable2の側面に近づけてやると・・・

 

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上画像のように、ピタッとペンがreMarkable2本体にひっつきます。

ペンと本体を一緒に持ち歩けますので、ペンを無くす心配がないです。

細かいところですが、便利です。

reMarkableのフォリオ(カバー)

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reMarkable2を購入する際、ブック型のフォリオと、封筒型のフォリオを選べるのですが、私はブック型のフォリオを選びました。

 

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非常に軽いですが、しっかりと作られていて、見た目より丈夫です。

ブック型フォリオの中央部には磁石が入っていますので、この中央部分にreMarkable2を差し込んでやると・・・

 

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カチッとreMarkable2とフォリオがくっつきます。

 

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reMarkable2とブック型フォリオとペン、全て合わせてもなお軽い

おわりに

全体的な完成度

reMarkable1と比較すると、reMarkable2はかなり丁寧に、そして高品質に作られていると感じました。

reMarkable1は、本体がプラスチックで、ゴツゴツしており、デジタルガジェットと言うよりもプラスチッキーなおもちゃ感がありましたが、reMarkable2ではそういったおもちゃ感はありません。

Kindle Oasisのような高級デジタルガジェットですね、これは。

遅延

reMarkable1は、Eインクディスプレイとしては素晴らしい出来ではあるものの、どうしても遅延が気になりました。

しかし、reMarkable2では、遅延はほぼ気になりません。もちろん、高速でペンを動かすと、先の描画がやや遅れて付いてきているなと感じますが、通常の使用方法で遅延を感じることは無いと考えていいレベルです。よくやったっ!Good job!

筆記感

筆記感に関しては、reMarkable1よりもreMarkable2の方が、若干ザラザラ感が減ってる感じがします。(気のせいかな…?)

とはいえ、紙と鉛筆で書いているような摩擦感は健在です。この筆記感に関しては、iPadやAndroidタブレットには真似できていない、reMarkable2ならではの強みです。

もしかすると、reMarkable1の摩擦感の方が好きという人もいるかも知れませんが、おそらく長時間使用する場合、reMarlable2の方が手首への負担が少なくて良いような気がします。

持ち運びやすさ

reMarkable2は、カバーとペンをつけても軽いし薄いし持ち運びやすいです。

iPadの場合、カバーとペンを一緒にすると、結局ノートPCと変わらないぐらいの重さになってしまうことがありますが、reMarkable2の場合、そういう心配は必要ないです。

reMarkable2は"使う人を選ぶデバイス"なので、誰しもに簡単におすすめできませんが…

もしかすると、デジタル手帳として使うのであれば、iPadよりもreMarkable2の方が良いという人もいるかもしれませんね。

reMarkable2の気になる点

あえて苦言を呈するとすれば、以下の2点でしょうか。

  • 画面はもっと大きくてもいい
  • 独特なペンの描画

画面に関しては、もっと大きくてもいいと思います。ぜひiPadのように12.9インチ版も発売してほしいところ。

あと、reMarkable2のペンの描画に関してなのですが、独特の癖があります。

たとえば、Photoshopやペインターやprocreateの鉛筆ブラシを使う場合、ほぼほぼアナログの鉛筆と同じような線が描けます。

しかし、reMarkable2の線の描画は、そこまで忠実にアナログの鉛筆の線を再現しているわけではありません。reMarkable2ならではの独特な鉛筆の線です。

まぁ、それでもかなり忠実に再現してはいるので気にならない人の方が多いとは思いますが、私は文具にうるさいので、ちょっと気になりました。

ちなみに、reMarkable2には、鉛筆の他、ボールペンや筆ペンなど、いろんなペンを選んで書くことができるのですが、カリグラフィーペンの出来は秀逸です。適当に書いてもプロっぽい良い感じの線が描けます。(下動画 3:10〜)

 

reMarkable2の書き味や機能のレビュー記事も書こうかと思いましたが、もうすでにyoutubeにUPしている人がいるので、今回は開封の儀だけにしておきます。

reMarkable2のペンの書き味や機能詳細を知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

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