reMarkableとBooxnoteは、電子ペーパータブレット市場において最も有名な2大ブランドです。
これから電子ペーパータブレットを購入しようと考えている人は、おそらくreMarkable2とBooxnote2のどちらを購入するかで迷うと思います。
本記事で、reMarkable2とBooxnote2の性能を比較しましたので、どちらを購入するか判断する際の参考資料としてお役立てください。
もくじ
reMarkable2とBooxnote2の性能比較
reMarkable2 | Boox note2 | |
---|---|---|
本体サイズ | 246×187×4.7mm | 250×178×7.1mm |
ディスプレイサイズ | 10.3インチ | 10.3インチ |
解像度 | 1872×1404ピクセル(226dpi) | 1872×1404ピクセル(227dpi) |
ペン | 非公表 (電池不要) ※おそらくワコム製のペン | ワコム製スタイラス (電池不要) |
筆圧検知 | 4096段階 | 4096段階 |
OS | Codex, a custom Linux-based OS | Android9.0 |
CPU | 1.2 GHz(デュアルコア) | 2GHz(オクタコア) |
メモリ | 1GB LPDDR3 | 4GB LPDDR3 |
HDD | 8GB | 64GB |
マイク | なし | あり |
スピーカー | なし | あり |
バックライト | なし | フロントライトあり |
インターフェイス | USB Type-C | USB Type-C |
バッテリー | 3000 mAh | 4200mAh |
WIFI | 対応(2.4gHz/5gHz) | 対応(2.4gHz/5gHz) |
Bluetooth | 不明 ※公式サイトに記載なし | 対応 |
重量 | 約403.5g | 378g |
対応ファイル | PDF、ePUB | ドキュメント: PDF、ePUB、TXT、DJVU、HTML、RTF、FB2、DOC、MOBI、CHM等 画像: PNG、JPG、TIFF、BMP オーディオ: WAV、MP3 |
対応言語 | 英語のみ | 英語、日本語を含めた複数の言語に対応 |
定価 | 399ドル ※2020/10/01時点 | 65780円 ※2020/10/01時点 |
ご覧の通り、スペックで比較すると圧倒的にBooxnote2の方が上です。
CPUは、Booxnote2が2GHz オクタコアなのに対して、reMarkable2は1.2GHz デュアルコアです。
メモリは、Booxnote2が4GBなのに対して、reMarkable2は1GBです。
HDDは、Booxnote2が64GBナノに対して、reMarkable2は8GBです。
また、Booxnote2はOSにAndroidを採用していますので、たとえばKindle本読書用に電子ペーパータブレットを買おうと思っている方は、Booxnote2を購入するほうがいいです。reMarkable2ではKindle本を読めませんので。
「あれ…、reMarkable2買う意味なくね?」
と思われるかもしれませんが、そうではありません。
reMarkableが目指しているのは、紙と鉛筆の電子化です。
reMarkableを使ったことがある人なら知っていると思いますが、ペンの筆記感はBooxnote2よりreMarkable2の方が上です。
reMarkable2を購入する理由はアナログな筆記感
純粋に電子ペーパータブレットの性能のみを購買の選択基準にするなら、reMarkable2よりBooxnote2の方がいいです。
しかし、紙の筆記感を電子ペーパータブレットで再現したいのであれば、reMarkable2を選ぶ方がいいです。
現時点で、紙と鉛筆がこすれるあのアナログなザラザラとした筆記感を電子デバイスで再現できているのはreMarkableだけです。(iPadよりもreMarkableの筆記感の方が優れています。忠実に紙と鉛筆の摩擦感を再現しています)
reMarkable2はどういう人におすすめ?
たとえば手帳や大学ノートを電子化したいと考えている人は、おそらくBooxnote2よりもreMarkable2の方が使用目的に合っているように感じます。
reMarkable2は、単純にノートテイキングを電子化するために作られたデバイスですので、iPadやAndroidタブレットのようにパソコンに近い機能は搭載されていません。
それゆえ、シンプルで気を散らせる機能が少なく、使いやすいとも言えます。
私は紙とペンの書き味が好きなので、reMarkable2を購入しました。ただ、reMarkable2は日本では販売されていませんので、海外通販に慣れていない方が購入するのはちょっとむずかしいかもしれません。
-
日本未発売のreMarkable2を購入する方法(※個人輸入代行サービスを利用)
紙と鉛筆の書き味を追求する電子ペーパータブレット「reMarkable2」が発売されました。 ⇒ reMarkable2 発売!旧reMarkableとの性能比較 reMarkableを触ったことがあ ...
手軽に電子ペーパータブレットを試したいならBooxnote2の方がおすすめ
Booxnote2は、日本でも買えます。
手軽に電子ペーパータブレットを試してみたいのであれば、購入しやすいという点でreMarkable2よりもBooxnote2の方がおすすめです。