Booxから新しいEinkタブレット「Boox Note Air」が発表されてました。
かなりスタイリッシュなデザインです。今までのBooxデバイスとは一線を画しています。
電子書籍リーダーというカテゴリを超えて、「Einkディスプレイ搭載パソコン」的デバイスを目指しているような印象を受けます。
もくじ
Boox Note Airのスペック
Boox Note Air | |
---|---|
本体サイズ | 229.4×195.4×5.8mm |
ディスプレイサイズ | 10.3インチ |
解像度 | 1872×1404ピクセル(227dpi) |
ペン | BOOX Pen Stylus touch |
筆圧検知 | 4096段階 |
OS | Android 10.0 |
CPU | Updated Octa-core |
メモリ | 3GB LPDDR4X |
HDD | 32GB |
マイク | あり |
スピーカー | あり |
バックライト | フロントライトあり |
インターフェイス | USB Type-C |
バッテリー | 3000mAh |
WIFI | 対応(2.4gHz/5gHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 対応 |
重量 | 約420g |
対応ファイル | 画像 PNG, JPG, TIFF, BMP 音声 WAV, MP3 |
対応言語 | 英語、日本語を含めた複数の言語に対応 |
定価 | 479.99ドル ※2020/10/09時点 |
Boox Note Airのスペックは、Boox Note2のスペックとそんなに変わりません。
Boox Note Airの方がBoox Note2より新しいし、デザインも優れているので、なんとなくBoox Note2より高性能に感じてしまいますが、そんなこともないようです。
下記にBoox Note AirとBoox Note2のスペック比較表を載せておきます。
Boox Note AirとBoox Note2のスペック比較
Boox Note Air | Boox Note2 | |
---|---|---|
本体サイズ | 229.4×195.4×5.8mm | 250×178×7.1mm |
ディスプレイサイズ | 10.3インチ | 10.3インチ |
解像度 | 1872×1404ピクセル(227dpi) | 1872×1404ピクセル(227dpi) |
ペン | BOOX Pen Stylus touch | ワコム製スタイラス (電池不要) |
筆圧検知 | 4096段階 | 4096段階 |
OS | Android 10.0 | Android 9.0 |
CPU | Updated Octa-core | 2GHz(オクタコア) |
メモリ | 3GB LPDDR4X | 4GB LPDDR3 |
HDD | 32GB | 64GB |
マイク | あり | あり |
スピーカー | あり | あり |
バックライト | フロントライトあり | フロントライトあり |
インターフェイス | USB Type-C | USB Type-C |
バッテリー | 3000mAh | 4200mAh |
WIFI | 対応(2.4gHz/5gHz) | 対応(2.4gHz/5gHz) |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 対応 | Bluetooth 4.1 対応 |
重量 | 約420g | 378g |
対応ファイル | 画像 PNG, JPG, TIFF, BMP 音声 WAV, MP3 | ドキュメント PDF, ePUB, TXT, DJVU, HTML, RTF, FB2, DOC, MOBI, CHM等 画像 PNG, JPG, TIFF, BMP 音声 WAV, MP3 |
対応言語 | 英語、日本語を含めた複数の言語に対応 | 英語、日本語を含めた複数の言語に対応 |
定価 | 479.99ドル ※2020/10/09時点 | 519.99ドル ※2020/10/09時点 |
ご覧の通り、Boox Note AirとBoox Note2は、ほぼほぼ同じスペックです。
ところどころBoox Note Airの方が優れていたり、逆にBoox Note2の方が優れていたりする部分はありますが、そんなにスペックに差はありません。
Boox Note AirのCPUのクロック数は公表されてないのですが、おそらくBoox Note2のものを流用しているものと思われますので、2Ghz程度ではないかなと推測されます。
Boox Note Airの反応速度
Boox Note2は、基本的に電子書籍リーダーとして使う方が多いと思います。
電子書籍リーダーとして使う場合、比較対象となるのはKindle端末です。
もし、Boox Note2がKindle端末よりキビキビ動けば「良い端末である」と判断されやすいです。実際Boox Note2の反応速度はKindle端末より早く、キビキビと動きます。
しかし、Boox Note Airの公式ページを見れば分かる通り、Boox Note Airが目指しているのは電子書籍リーダーというより、iPadもしくはパソコンです。
⇒ BOOX Note Air - Thinnest E Ink Tablet with Light | The Official BOOX Site
であれば、比較対象はKindle端末ではなくiPadやパソコンになります。
このあたり、少し不安があります。
動画を見た感じ…
正直、Boox Note Airの画面の反応速度はやや遅いかなと言う感じはします。
まぁ、Kindle端末と比較するとキビキビ反応しているんですが…
上動画後半で紹介されているように、キーボードを接続してパソコン的に使うのは…まだちょっと早いのではないかなと思います。
今後のEinkディスプレイの進化に期待したいところです。
おわりに
Boox Note Airは、あまりにもデザインがかっこいいのでポチりそうになってしまいましたが、冷静に考えると私には必要ない端末です。
私は紙と鉛筆を電子化したいだけですからね。タブレット端末上でネットサーフィンしたり、テキスト打ち込んだりしたいわけじゃありません。
そういう意味では、reMarkable2の方が私には合っていると思います。
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