KDPでKindle出版する際、「Kindle 本の詳細」の部分は必要最低限の記入でいいですよ。ということは、以下の記事でお伝えしたとおりです。
⇒ Kindle出版一歩前!KDPにmobiファイルをアップロードする方法
基本的に「Kindle 本の詳細」で記入が必要な部分は極少数です。オプション項目は記入しなくても出版できます。
しかし、『オプション項目を全て記入して出版したらどうなるの?』と気になる方もいらっしゃると思います。
ということで、「必要最低限の項目のみを記入して出版した場合」と「全ての項目を記入して出版した場合」で、Amazonサイト上での表示がどれくらい変わるのか比較してみました。
KDP「Kindle 本の詳細」の必要最低限の項目のみ記入して出版した場合
上画像の青枠で囲ってある部分は、入力しなくてもいいオプション項目です。
ですので、入力が必要な項目は…
- 本のタイトル
- 著者
- 内容紹介
以上、実質3つだけです。
この3項目のみ記入して出版した場合…
Amazonのサイト上では、上画像のように表示されます。
タイトル、著者名、内容紹介、全て表示されています。
本を購入する人が必要とする情報としては十分です。特に問題ありませんね。
KDP「Kindle 本の詳細」の全ての項目を記入して出版した場合
さて、先ほど記入しなかったオプション項目の部分も全て記入して出版した場合、Amazonサイト上でどのように表示されるか試してみましょう。
記入しなかったオプション項目部分は…
- ①サブタイトル・レーベル
- ②シリーズ情報
- ③版
- ④著者等
- ⑤キーワード
- ⑥年齢と学年の範囲
以上、6つです。
これら6つの項目全て記入して出版すると…
上画像のようになります。
①のサブタイトル・レーベルの項目に入力した部分は、本のタイトルの後ろに表示されます。
④の著者等の項目に入力した部分は、著者名の後ろに表示されます。要するに共著者がいる場合は、著者等の項目に共著者の名前を入力すればいいわけです。
①と④以外の項目に関しては、本の詳細ページに全く表示されていません。詳細ページとはほぼ関係ありませんので。
⑤のキーワードの項目は、本の検索にヒットしやすくするために入力する部分なので、本の詳細ページには関係ありません。(本の内容紹介やタイトルに、検索でヒットして欲しいキーワードを入れておけば、検索された時に表示されます)
⑥はアダルトコンテンツ等を販売する場合に表示制限がかかるように設定できる項目です。本の詳細ページの内容には特に関係ありません。
②と③に関しても、本の詳細ページには特に関係ありません。
ということで、サクサクと最短最速で簡単にKindle出版してしまいたい場合、やはりオプション項目を記入する必要はないということです。
例えオプション項目を入力しても、本の詳細ページに表示される内容はほぼ変わりませんので。どうしても本のサブタイトルが必要な場合、もしくは共著者がいる場合のみ、①と④のオプション項目を入力すればいいでしょう。
ちなみに、オプション項目はKindle出版してしまった後でも編集可能ですので、とりあえず出版してしまってから追記するという方法もありです。
まとめ
- KDPの「Kindle 本の詳細」のオプション項目は記入しなくても大丈夫。本の詳細ページにほぼ影響しない
- オプション項目は出版後に追記可能