新生銀行が2019/12/16から外為被仕向送金手数料を変更するそうです。
⇒ 外為被仕向送金事務手数料の有料化についてのお知らせ | 新生銀行
今までは無料だったものが、2019/12/16からは有料になります。
この手数料改定によって、KDPから振り込まれるロイヤリティー報酬に2000円の手数料が課せられる可能性があります。
ということで、KDPのロイヤリティー報酬の振込先を新生銀行口座にしていた場合、手数料がかかるのかどうかを、Amazonと新生銀行の双方に聞いてみました。
結論としては…、おそらく手数料がかかります。
もくじ
AmazonにKDPのロイヤリティー報酬の振込み手数料について聞いてみた結果
Amazonの回答は以下のとおりです。
- KDPのロイヤリティー報酬の振込は電子資金振替(EFT)によって行われる
- ドイツ銀行のロンドン支店から、お客様の登録銀行口座へ振り込まれる
- 多くの銀行は、受け取る側のお客様に手数料を請求することはない
- 最終的には、銀行によって手数料の有無や金額が異なる
以上です。
要するに、大抵の銀行では、KDPのロイヤリティー報酬振込みに手数料はかからないけど、最終的には使用している銀行の判断による。
とのことです。
ということで、新生銀行にKDPからの振込に手数料がかかるのか聞いてみました。
新生銀行にKDPのロイヤリティー報酬の振込み手数料について聞いてみた結果
新生銀行の回答は以下のとおりです。
- 電子資金振替(EFT)での円建て送金受取手数料について、国内、あるいは外国銀行の日本国内の支店・出張所(居住者)からの送金の場合は無料となります
要するに、国内にある銀行からの振込であれば、手数料はかからないとのことです。
KDPのロイヤリティー報酬は、ドイツ銀行のロンドン支店から振り込まれるわけですから…日本国内からの送金には該当しませんね。
なので、KDPの報酬受取口座を、新生銀行口座にしていた場合、おそらく手数料がかかります。
KDPで稼いでも、手数料でパーになる…
ちなみに、1冊100円でKindle本を売った場合、出版者へのロイヤリティー報酬は35%なので、35円となります。
1冊100円の本を100冊売ると3500円の利益ってわけですね。
で、3500円のロイヤリティー報酬を新生銀行口座で受け取ろうとすると、2000円の手数料が掛かる可能性があるわけです。
とすると、手取りは1500円…。
約43冊売った分の利益しか受け取れなくなります。
非常にもったいないです。
なので、もしKDPのロイヤリティー報酬受取口座を、新生銀行口座にしている人は、今のうちに別の銀行口座に変更しておいたほうが良さそうです。