2018/10/17に発売された、最新版のKindle Paperwhite(第10世代)と、旧版のKindle Paperwhite(第7世代)を比較してみました。
最新版Kindle Paperwhiteを買おうかどうか迷っている人の参考になれば幸いです。
最新版のKindle Paperwhite(第10世代)は、本体とディスプレイとの段差がなくなり、フルフラットになったという部分以外にも、かなり改善されています。
もくじ
Kindle Paperwhite(第7世代)とKindle Paperwhite(10世代)のスペック比較
名称 | Kindle Paperwhite(第7世代) | Kindle Paperwhite(第10世代) |
価格 | 1万3280円 | 1万3980円 |
内蔵ライト | あり ※LED 4個使用 | あり ※LED 5個使用 |
ページ送り | タッチスクリーン | タッチスクリーン |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
バッテリー | 数週間 ※明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合 | 数週間 ※明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合 |
WiFi接続/3G | WiFi/WiFi+3G | WiFi/WiFi+4G |
重量 | WiFiモデル:205g WiFi+3Gモデル:217g | WiFiモデル:182g WiFi+4Gモデル:191g |
サイズ | 169 x 117 x 9.1 mm | 167 x 116 x 8.18 mm |
ディスプレイの大きさ | 6インチ | 6インチ |
反射抑制スクリーン | あり | あり |
ストレージ(容量) | 4g | 8g/32g |
防水性能 | なし | あり |
詳細 | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite(第10世代) |
Kindle Paperwhite(第10世代)を選ぶメリットデメリット比較
Kindle Paperwhite(第10世代)を選ぶメリット
メリット
防水対応!(IPX8等級/水深2メートルまで)
4G回線対応!(全Kindle端末で初搭載)
ストレージ容量倍増!
軽量化!コンパクト化!
LEDライト増設!
防水対応(IPX8等級/水深2メートルまで)
Kindle Paperwhite(第10世代)は、Kindle Paperwhiteシリーズで初の防水機能を搭載しています。
IPX8等級の防水機能なので、深さ2mの真水に60分沈めても本体に影響がありません。
なので、お風呂にKindle Paperwhiteを持っていって、まったり読書…なんて使い方も可能です。
- 長風呂でダイエット
- 半身浴でデトックス
というような美容・ダイエット目的でのお風呂のお供として最適ですね。
4G回線対応
Kindle Paperwhiteに新たに追加された機能の中で、特に素晴らしいものの一つがコレ。
4G対応です!
最高グレードのKindle端末であるKindle Oasisですら、3G回線にしか対応していません。
Kindle Paperwhite(第10世代)は、Kindleシリーズで初の4G回線対応端末ということになります。
いままでより早く、サクサクと本をダウンロードすることが出来ます。
3G回線から4G回線へのグレードアップは、たいしたことないと思われるかもしれませんが、スマートフォンが3G回線から4G回線のLTEにグレードアップしたときのことを思い出してください。
テキストだけでなく、動画もサクサク見れるようになった3G回線→4G回線の快適さは記憶にあたらしいのでは?
あの快適さがKindle Paperwhiteにもやってきたというわけです。
ありがたいことに、3G回線対応のときと同じく、4G回線の使用料金もAmazonが支払ってくれます。
私達は無料で4G回線を利用して本をダウンロードできるわけです。
ストレージ容量倍増
前機種のKindle Paperwhite(第7世代)のストレージ容量は「4ギガバイト」でした。
しかし、最新機種のKindle Paperwhite(第10世代)のストレージ容量は最大で32ギガバイト、最小でも8ギガバイトです。
前機種から2倍以上の本をKindle Paperwhiteにダウンロードして持ち歩く事ができるようになってます。
これなら気兼ねなくマンガ全巻ダウンロードできますね。
軽量化&コンパクト化
Kindle Paperwhite(第10世代)は、性能アップしてるのに、軽量化しています。
本体サイズも小さくなっていますので、持ちやすく、収納しやすくなっています。
具体的には下記のとおりです。
- WiFiモデル
205g→182g/-23g軽量化 - WiFi+4Gモデル(前機種はWiFi+3G)
217g→191g/-26g軽量化
両モデルとも、-20g以上軽量化しています。
本体サイズに関しては以下のとおりです。
- 169 x 117 x 9.1 mm→167 x 116 x 8.18 mm
縦横幅、全てにおいて1mm以上サイズダウンしています。
1mmというと大したことないように感じるかもしれませんが、精密機械を1mmサイズダウンさせるのって大変ですからね。スマホがサイズダウンに苦慮してるのを考えれば想像がつくかと思います。
縦横幅が1mmサイズダウンすると、手に持ったフィーリングはかなり変わってくるはずです。本体重量も軽くなってますから、なおさらです。
ディスプレイサイズは6インチのままで、本体サイズが小さくなってますから、相対的にディスプレイ画面が大きく感じるはずです。
LEDライト5つ搭載
LEDライトは、前機種から+1個増量で5つ搭載されています。
ディスプレイを全面的に明るくしてくれるのは、可動性アップにつながります。
地味ですけど、読書好きにはありがたいポイントです。目の負担が減りますからね。
Kindle Paperwhite(第10世代)を選ぶデメリット
デメリット
価格が少し高くなった
価格が少し高くなった
強いて言えば、価格が前機種と比較して700円上がったというところですかね…。
とはいえ、性能アップした部分を考慮すると、よく700円アップ程度で留められたなという気はします。
700円アップしたところで、全然コスパは良いんじゃないでしょうか。
Kindle Paperwhite(第7世代)を選ぶメリットデメリット比較
最新機種のKindle Paperwhite(第10世代)が発売された今、前機種のKindle Paperwhite(第7世代)を購入するメリットはありません。
Kindle Paperwhite(第10世代)が販売されてから暫くの間は、在庫処分のために前機種の第7世代が割引価格で販売されていました。
なので、前機種でもいいからKindle Paperwhiteを安く買いたいという人にとっては、価格面でのメリットはありました。
しかし、もう在庫処分は完了しています。
Kindle Paperwhite(第7世代)の商品ページには、「この商品は現在お取り扱いできません。」の表示が掲載されています。
Kindle Paperwhite(第7世代)からKindle Paperwhite(第10世代)に買い換えるべき?
さて、いま前機種のKindle Paperwhite(第7世代)を持っている人が、最新機種のKindle Paperwhite(第10世代)に買い換える必要はあるのか?ですが…
- 防水対応
- ストレージ容量倍増(4g→8g/32g)
- 4G回線対応
と、前機種から大きくアップグレードされた機能が追加されていますので、お金に余裕がある人はまよわず「買い」でしょう。
そもそも、現在時点での最上位機種であるKindle Oasisと同等レベルの性能を持ってますからね。4G回線に関しては、Kindle Paperwhite(第10世代)の方が上ですらあります。
なのにKindle Paperwhiteは、Kindle Oasisの半額以下の値段で買えるわけですから、かなりお買い得です。
最安モデル:Kindle Paperwhite 8g/広告あり/WiFi
最上級モデル:Kindle Paperwhite 32g/広告なし/WiFi+4G
Kindle Paperwhite(第10世代)の実機レビューはこちら(写真多め)。
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