Kindle Paperwhite Kindle Voyage 電子書籍リーダー

Kindle PaperwhiteとKindle Voyageの比較

Kindle_paper_white_vs_kindle_voyage_top

Photo credit: bfishadow on VisualHunt / CC BY

Kindle PaperwhiteKindle Voyage比較してみました。

Kindle Voyageは、Kindle Paperwhiteを持っているものの、少し物足りなくなってきた人が購入を検討するKindle端末としておすすめです。

Kindle Paperwhite→Kindle Voyageのバージョンアップは、Kindle→Kindle Paperwhiteのバージョンアップとは違って、段違いです。

 

ハードウェア的に大きくグレードアップしています。(形状そのものが変わってます)

 

ですので、選べるならKindle PaperwhiteよりKindle Voyageを選ぶ方が良いです。あたりまえです。

ただ、問題は「価格」です。

Kindle PaperwhiteとKindle Voyageの違いを比較して、価格差に納得できる方は購入を検討してみてください。

Kindle PaperwhiteとKindle Voyageの機能比較

 
Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック
Kindle Voyage Wi-Fi、電子書籍リーダー
価格1万3280円2万3980円
内蔵ライトあり
※LED 4個使用
あり
※LED 6個使用
※明るさ自動調整機能つき
ページ送りタッチスクリーンタッチスクリーン
※ページめくりボタン付き
解像度300ppi300ppi
バッテリー数週間
※明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合
数週間
※明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用の場合
WiFi接続/3GWiFi/WiFi+3GWiFi/WiFi+3G
重量WiFi:205g
WiFi+無料3G:217g
WiFiモデル:180g
WiFi+3Gモデル:188g
サイズ169 x 117 x 9.1 mm162 x 115 x 7.6 mm
ディスプレイの大きさ6インチ6インチ
反射抑制スクリーンありあり
ストレージ(容量)4g4g
防水性能なしなし
詳細Kindle PaperwhiteKindle Voyage

Kindle Paperwhiteを選ぶメリットデメリット比較

Kindle Paperwhiteのメリット

メリット

高解像度300ppiディスプレイ搭載!(Kindle oasisと同じ解像度)
いつでもどこでも電子書籍が買える!(無料3Gモデル)
数週間使える長時間バッテリー

高解像度300ppiディスプレイ搭載!(Kindle oasisと同じ解像度)

Kindle Paperwhiteは、Kindle端末の中で最上位機種に当たるKindle Oasisと同じ解像度(300ppi)のディスプレイを搭載しています。

ですので、文字も絵も非常になめらかに表示してくれます。

iPhone8に搭載されているRetinaディスプレイの解像度が326ppiですから、Kindle PaperwhiteはiPhone8とほぼ同じレベルの解像度だと思って頂ければイメージしやすいかと思います。

しかも、Kindle端末はiPhoneやAndroid等のスマートフォンのディスプレイとは違い、Einkディスプレイという特殊な素材を使っていますので、目を傷つけるブルーライトを発しません

なので、スマホで電子書籍を読むよりもKindle端末を使って読むほうが目に優しいです。

いつでもどこでも電子書籍が買える!(無料3Gモデル)

Kindle Paperwhiteには「WiFi+無料3Gモデル」があります。

WiFi+無料3Gモデルの場合、3G電波の届くところであればいつでもどこでもAmazon kindleストアにアクセスして本を買えます

Amazon kindleストアにアクセスするための接続料金はAmazonが支払ってくれますので、ユーザーが支払うのは本の代金だけです。

たとえば、通勤中にふと思いついてKindle Paperwhiteからビジネス書を購入するといったことも可能です。

数週間使える長時間バッテリー

Kindle Peperwhiteのみならず、Kindle端末は全てEinkディスプレイという、非常に消費電力の少ない特殊なディスプレイを使っています。

ですので、コンパクトでありながら長時間使用することが出来ます。

一日30分程度の使用で数週間はバッテリーが持ちます

海外旅行や長時間の通学・通勤でもバッテリー切れを心配する必要はありません。1〜2週間に1回充電すれば十分です。

Kindle Paperwhiteのデメリット

デメリット

ちょっと重いかも…?
明るさは自分で調節する必要あり

ちょっと重いかも…?

Kindle Paperwhiteの重量は、WiFiモデルの場合205g。WiFi+無料3Gモデルの場合217gです。

Kindleシリーズの中で唯一200gを超える端末です。

ですので、重いといえば重いのかもしれません。

ただ、そもそもKindle端末は全て軽いので「重い」という表現が適しているか分かりませんけれど…。

だって、文庫本1冊150g程度ですからね。それより少し重い程度です。それで数百冊の本が収まってるわけですから…

むしろ「軽い」とすらいえるのではないかなと、個人的には思います。

明るさは自分で調節する必要あり

Kindle PaperwhiteにはLEDライトが搭載されていますので、暗いところでも(たとえば夜道でも)快適に読書することが出来ます。

ただ、明るさの自動調整つ機能は搭載されていませんので、周囲の明るさに合わせて適宜自分で調節する必要があります。

Kindle Voyageを選ぶメリットデメリット比較

kindle Voyageのメリット

メリット

画面がフラット!凹凸なし
明るさ自動調整機能付き
kindle paper whiteより高性能なのに小さくて軽い?!

画面がフラット!凹凸なし

Kindle Voyageのディスプレイは平面です!完全にフラットな画面です。

KindleもKindle Paperwhiteも、ディスプレイとディスプレイを囲う黒い縁の境界に段差があります。

ですので、フリック入力でページ送りしようとすると画面のふちに指が引っかかってしまいます。

しかし、Kindle Voyageにはその段差がありません。まるでスマホのフリック入力と同じようにシュッシュッシュっとページ送りが出来ます。

画面の美しさだけでなく、ページをめくる体験そのものを向上させた電子書籍リーダーなわけです。

なので、Kindle PaperwhiteとKindle Voyageとでは、読書体験の質がワンランク違うといっていいでしょう。

明るさ自動調整機能付き

Kindle Paperwhiteにも明るさ調節機能はついていますが、Kindle Voyageには明るさ"自動調節"機能が搭載されています。

たとえば、車内で読書しているときにトンネルを通過したり、ベランダで夕暮れまで読書していたりすると、当然周囲の明るさは変化しますよね?

そんなとき、Kindle Voyageは自動的にディスプレイの明るさを読書に適した明るさに調節してくれます。

周囲の明るさが変化しようとも、常に一定の明るさで本が読めるようにディスプレイの明るさをチューニングしてくれるわけです。

あまり気づきにくい部分かもしれませんが、最高の読書体験には必須の機能といえます。

Kindle Paperwhiteより高性能なのに小さくて軽い?!

Kindle Voyageは、Kindle Paperwhiteよりハードウェア的にかなり性能アップしているんですが、なぜかKindle Paperwhiteより軽いんですよね。25gも。

技術の進歩は素晴らしいです。

しかも、軽くなっているだけでなく、少し小さくなっています

高性能な上に、さらに持ち運びやすいように改良されています。

Kindle Voyageのデメリット

デメリット

価格が高い…
ページめくりボタンが使いにくいかも

価格が高い…

Kindle Voyageは、Kindle Paperwhiteより高性能かつ、小型&軽量なので、当然価格は高くなります。

Kindle Voyageが2万3980円〜なのに対して、Kindle Paperwhiteは1万3280円〜ですから、1万700円分 Kindle Voyageの方が高くなっています。

これをどう考えるか、ですね。

今後も本をたくさん読む予定があるのであれば、Kindle Voyageを選んだほうがいいかもしれません。快適に読書出来ますので。

ただ、なんとなく電子書籍リーダーを試してみたいという人は、まずKindle PaperwhiteかKindleを買って、本当に自分に必要なのかどうか確認してからKindle Voyageを買うほうがいいかもしれませんね。

ページめくりボタンが使いにくいかも

Kindle Voyageには、画面の端っこにページ送り用のボタンがついています。(ボタンといっても、強く押し込むと反応するiPhoneの3Dタッチのようなものですので、凹凸はありません)

このボタン、ほとんど使わないんですよね。(笑

あまり反応もよくありませんし、フリック入力でページ送り出来るので、わざわざ使う必要がありません。

ページめくりボタンはオフにして、フリック入力のみの設定にして使うのがおすすめです。

その方がKindle Voyageの特長である完全なフラット画面を最大限に活かせます。

Kindle PaperwhiteとKindle Voyageのどちらがおすすめ?

Kindle Paperwhiteはこんな人におすすめ!

  • いつでもどこでも気軽に本が読みたい!買いたい!

Kindle Paperwhiteは、いつでもどこでも本が読みたい方におすすめです。

Kindle Paperwhiteの「WiFi+無料3Gモデル」なら、WiFiが無いところであっても、3G電波の届くところであれば、Kindle Paperwhiteから直接Amazon kindleストアにアクセスして本が買えます。

 

いつでもどこでも本が買えてすぐ読めるわけです。

 

活字中毒の方にとって、まさに最高の電子書籍リーダーといえます。

通勤・通学のスキマ時間に漫画を読んだり、ビジネス書を読んだりするのにも最適です。

本を持ち運ぶというより、本屋を丸ごと持ち運んでいる感じですね。書店にいかなくても、ワンクリックですぐ新刊が買えるので、非常に便利です。

Kindle Voyageはこんな人におすすめ!

  • 普通の電子書籍リーダーではものたりない!ワンランク上の高性能な電子書籍リーダーが欲しい

もし…

  • Kindle Paperwhiteよりもっと良い電子書籍リーダーが欲しい
  • Kindle Paperwhiteは持っているものの、物足りなさを感じている

なら、Kindle Voyageはおすすめです。

明るさ自動調節機能付きで、いつでもどこでも一定の明るさで読書ができます。目が周囲の明るさに合わせてピント調節するストレスを軽減してくれます。

また、Kindle Paperwhiteとは違い、Kindle Voyageは画面が端から端までフラットなので、フリック入力が格段にしやすくなっています。

スマホの使いやすさを電子書籍リーダーに取り込んだわけです。

しかも、Kindle Paperwhiteより小型化・軽量化を実現しています。

その分、どうしても価格は上がってしまいますが…

「読書で人生が変わるメリットは1万700円より大きい」と考えるのであれば、Kindle Voyageは購入に値する電子書籍リーダーです。

 

Kindle Voyageの購入を検討している方は、以下のレビュー記事が参考になると思います。よろしければ合わせて読んでみてください。

 

Kindle Voyageと同等、もしくはそれ以上の機能を搭載したKindle Paperwhite(第10世代)と、前機種のKindle Paperwhite(第7世代)の比較記事はこちら。

 

その他のKindleの比較レビューは、こちらの記事でまとめています
【Kindle比較まとめ】すべてのKindleを比較してみました

-Kindle Paperwhite, Kindle Voyage, 電子書籍リーダー

© 2024 電書ログ

pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status