Kindle出版する際に、Kindle本の表紙を作る必要があります。
この表紙がAmazonで検索された時に画面に表示されることになります。ですので、非常に重要です。あなたの本の「顔」になるわけです。
Amazonで本を買ったことがある方ならわかると思いますが、Amazonには数万…いや数10万冊、数100万の本があります。その本のとなりにあなたの本が並ぶわけです。
ですので、目立つ表紙でないと見つけてもらえません。
当たり前ですが、見つけてもらえなければ、クリックしてもらえません。クリックしてもらえなければ、売れません。
さてどうすればいいでしょうか?
単純な方法は「表紙を最大サイズで作る」です。目立ちますので。
もう1つの方法は「表紙作成サービスを使う」です。実はKindle本の表紙を簡単にプロっぽく作れるサービスがあります。
3番目の方法は「外注する」です。お金はかかりますが、プロに頼んで作ってもらうのが一番クオリティが高いです。
「表紙の最大サイズ」「表紙作成サービス」「外注」について、それぞれ詳しく解説します。
Kindle本の表紙の最大サイズ
寸法
電子書籍の表紙画像の理想的な寸法は、縦と横の寸法比が1.6:1です。
つまり、画像の幅1000ピクセルあたり1600ピクセルの高さが必要です。
特に高解像度の端末で画像の品質を最高にするには、画像の高さを2500ピクセル以上にします。
表紙ファイルの理想的な寸法は2560x1600ピクセルです。
注:画像の寸法は1000x625ピクセル以上であることが必要です。画像の最大の寸法は10000x10000ピクセルです。
Kindle本の理想的な比率は1.6:1。
理想的なサイズは2560x1600ピクセル。
最小サイズは1000x625ピクセルということですね。
Photoshop等の画像編集ソフトを持っている方は、2560x1600ピクセルで作るようにしましょう。
もし最大サイズで作るのであれば、10000×6250ピクセルということになりますが、Amazon自身が2560×1600が理想的なサイズだと言っているので、それにしたがうのがベストかと思います。
ちなみに…
サイズ
表紙画像のサイズは50MB未満でなければなりません。
ファイルは圧縮しないでください。圧縮すると、Kindle端末で表示したときに表紙の品質が悪化する可能性があります。
ファイルを72ドット/インチ(dpi)以上で保存することをお勧めします。
Kindle本の表紙サイズは50MB未満で作らないといけませんので、ご注意を。
「自分で作るのはめんどくさいな…」と思う人は、webサービスを使ってそれっぽく作ってしまいましょう。
Kindle本の表紙が簡単に作れるwebサービス
実は「Canva」というウェブサービスで、簡単にKindleの表紙を作ることができます。
下記リンクからCanvaに登録すると、「本の表紙」というテンプレートから画像を作成することが出来ます。
この「本の表紙」テンプレートから作った画像は、そのまんまKindle本の表紙として使えます。
Canvaののテンプレートは一部有料のもがありますが、無料のものもあります。タダで作りたい場合は無料のものを選びましょう。
Kindle本の表紙を外注する方法
クラウドワークス を使うと、セミプロ〜プロの方々に低価格でKindle本の表紙を作ってもらえます。
上記の「Kindle本の表紙サイズ」で書いた…
- 2560x1600ピクセル
- 50MB以内
- 72dpi
の3つの条件を伝えれば、Kindle本の表紙に最適なサイズの画像を作ってもらえます。
どうしても正確に作ってもらえるか心配ならば、下記のAmazon公式ページの「電子書籍の表紙の作成」ページのリンクをメールで送ればいいでしょう。
電子書籍の表紙の作成 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
そして…
「リンク先のページの条件に合うように画像を作ってください」
「大変申し訳ありませんが、条件に合っていなければ報酬をお支払いすることは出来ません」
と事前に丁寧に伝えておけば心配いりません。
作れない人はお仕事を受注しませんし、作れる人は条件に沿って作ってくれます。
まとめ
- Kindle本の表紙の理想的なサイズは2560x1600ピクセル
(最大10000×10000ピクセル) - Canvaを使えば簡単かつ無料でKindle本の表紙画像が作れる
- クラウドワークス でプロに作ってもらうことも可能
Kindle本の表紙は、24時間365日、Amazonで表示され続けることになります。
たとえ売れなくても、作者自身の広告になります。
ですので、適当に作るより、多少お金をかけてでもクオリティの高いものを作っておくのがおすすめです。