AmazonからKDPのW8-BENフォーム(以下W8フォーム)情報更新の催促メールが届きました。
W8フォームとは、米国でKindle出版した際の税金に関する申請書類のことです。
通常、KDPを通じて米国のAmazon.comでKindle出版した場合、利益に対して30%の税金がかかります。
しかし、W8フォームで免税申請すれば、米国でKindle出版した際にかかる30%の税金を0%にすることが出来ます。
W8フォームは、KDPアカウントを登録する際に必ず提出しなければならないので、KDPアカウントを持っている人であれば、既にW8フォームを提出済みだと思います。
⇒ KDPアカウント登録方法(著者・支払い受取口座・税に関する情報の登録)
ただ、免税申請せずにW8フォームを提出した人もいらっしゃるかと思います。
私はKDPアカウント登録時に免税申請せずにW8フォームを提出したので、米国でKindle出版した利益に対して30%課税されています。
今回、W8フォーム情報更新の催促メールが届いたのを機に、免税申請してみたところ、簡単に米国での税金30%を0%にすることができました!
あまりにあっけなく出来ちゃったのでおどろき…。
マイナンバーさえ用意すれば、誰でも簡単に米国での税金30%を0%にできます。
KDPで米国での税金30%を0%にする方法は以下のとおりです。
KDPで米国での源泉徴収税率30%を0%にする方法
まず、KDPにログインして、画面上部にある「アカウント」をクリックします。
⇒ セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
アカウント画面に移動した後、画面を下にスクロールしていくと、税に関する情報の項目があります。
税に関する情報の項目にある「税に関する情報を表示/提出」ボタンをクリックして次に進みます。
税に関するダッシュボード画面が表示されますので、税務情報に関するインタビューの項目にある「インタビューを実行」ボタンをクリックします。
税務情報に関するインタビュー画面が表示されます。
おそらく、ほとんどの人は仲介人としてではなく、個人で直接Kindle出版していると思います。
また、米国に住んでいるわけではなく、日本に住んでいて日本国籍を持っていると思います。
であれば、「あなたについて」の選択項目は以下の通りで問題ありません。
- お客様の納税区分は何ですか。:個人
- 米国の税務上、あなたは米国人ですか。:いいえ
- ステータスは仲介代理人、または別人の代わりに支払いを受け取る代理人、あるいは橋渡しするだけですか?:いいえ
以上が入力できたら、後は身元情報を入力して、「私は米国以外のTINを持っています」にチェックを入れ、TIN値の項目にマイナンバーを入力します。(←ココ重要)
すると、画面下の「続ける」のボタンがアクティブになりますのでクリックします。
「続ける」のボタンをクリックすると、追加で「租税条約上の優遇措置の請求」の欄が表示されます。
税制上の居住国の欄で「日本」を選択し、「確認」ボタンをクリックします。
「署名して送信」の項目が追加で表示されますので、「IRSのフォームW-8 BENに従って提供した情報に対して、電子署名することに同意します」にチェックを入れ、「署名(氏名を入力)」の欄に"ローマ字で"氏名を入力し、「保存してプレビュー」ボタンをクリックします。
氏名はローマ字で入力しないと、受け付けてもらえません。日本語で入力してもエラーになります。
ここまで入力してきた情報に沿って自動的に作られたW8フォームが表示されます。
内容に問題なければ、右下の「フォームを送信」ボタンをクリックします。
はい完了!
W8フォームで免税申請できたので、米国での源泉徴収税率30%が0%になりました!
「インタビューを終了」ボタンをクリックして、申請手続きを完了します。
以上がKDPで米国での源泉徴収税率30%を0%にする方法になります。
一つ一つ解説したので難しそうに感じたかもしれませんが、基本的には画面に表示される支持に従って入力していくだけでOKですよ。