AmazonでKindle出版した後、その売上(ロイヤリティ収入)を受取るために銀行口座が必要です。
で、どの銀行口座がおすすめかといいますと…、どの銀行口座でもOKです。あなたの使いやすい銀行口座を使ってください。
一昔前までは、新生銀行がおすすめでした。というのも、新生銀行は唯一「被仕向送金手数料」が無料の銀行だったからです。
現在は、どの銀行口座(国内)を使っても被仕向送金手数料はかかりません。
被仕向送金手数料とは?
被仕向送金手数料とは、外国から日本の銀行に送金される場合に支払わなくてはならない手数料のことです。
この手数料は、送金する側ではなく、受取る側が支払う必要があります。
被仕向送金手数料は1回の送金につき約1500円前後(銀行によって変わるかもしれません)もしますので、Kindle本のロイヤリティ収入が1500円以下の場合、利益が出ているのにもかかわらず、振り込まれた時点で利益ゼロになるという結果に…。
ですので、この悲惨な結果を避けるためには、被仕向送金手数料のかからない銀行を選ぶ必要があったわけです。
「新生銀行」は被仕向送金手数料が無料です。
ですので、Kindle出版する人は好んで新生銀行を使っていたわけです。
しかし、最近Amazonは海外の銀行からではなく、日本の銀行から日本のKDPユーザーに送金するようになりました。
日本の銀行から日本の銀行に送金するわけですから、「被仕向送金手数料」はかかりません。
よって、国内のどの銀行口座を使っても、Kindle本のロイヤリティ収入から被仕向送金手数料が差し引かれることはありません。
KDP用の銀行口座はネット銀行がおすすめ
被仕向送金手数料がかからなくなったとはいえ、いつかは銀行口座からkindle本のロイヤリティ収入を引き出して使う時がきます。
なので、どうせなら引き下ろし手数料が安いネット銀行の口座をKDP用の銀行口座として登録しておくとお得です。
ネット銀行は、実店舗のある銀行より引き下ろし手数料が安いです。
回数制限、利用時間帯制限はあるものの、住信SBIネット銀行・楽天銀行・新生銀行は、ATM手数料無料でお金を引出すことができます。
ですので、KDP用の銀行口座としておすすめです。
まとめ
KDP(Kindle出版)のロイヤリティ収入受取口座は…
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- 新生銀行
上記3つのネット銀行が、手数料が安くておすすめです。
▽Kindle本を最低価格の99円で販売した場合のロイヤリティ収入については、以下の記事で紹介しています。 Kindle本を初めて出版する時、いきなり1000円で出版する人は…あまりいらっしゃいません。 というのも、いきなり無名の作者が1000円で本を出版したところで誰も買わないからですね。 大抵1冊目は1 ...
Kindle本を1冊100円(もしくは250円)で売った場合のロイヤリティ収入