Kindle出版とは、Amazonが提供しているセルフ出版サービス「KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)」を利用した電子出版方法のことです。
たとえば…
- ブログ記事を出版して収益拡大したい
- こっそり書きためてきた小説を出版してみたい
- 旅行記を出版してみたい
というように「本の出版」に興味を持っている方は、紙の本で自費出版するより『Kindle出版』する方がおすすめです。
Kindle出版なら、誰でも無料でAmazonで電子書籍を出版できますので、お金と時間をかけて、出版社の門を叩いて紙の本で出版してもらえるよう交渉する必要はありません。自宅でパソコン1台で出版できます。
なんだか難しそう…と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
Kindle出版の方法は簡単です。
特別なスキルは必要ありません。プログラミングもデザインの知識も必要ありません。
Amazonのアカウントを作れば、誰でもAmazonで電子書籍を出版できます。
初めてKindle出版に挑戦する初心者の方は不安かもしれませんが、Kindle出版に必要なことはすべて本記事にまとめておきましたので安心してください。
ステップバイステップで操作画面のスクリーンショットを貼りつつ解説していますので、パソコンが苦手な方でも大丈夫です。
本記事にリンクしてある解説ページを読めば、簡単にKindle出版できるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
- 1 Kindle出版の流れ
- 2 Kindle出版に必要なもの
- 3 KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)の登録方法
- 4 Kindle出版に対応しているファイル形式
- 5 Kindle出版のための「epubファイル」の作り方
- 6 Kindle出版のための「mobiファイル」の作り方
- 7 Kindle本の目次の作り方
- 8 Kindle本を縦書きで作る方法
- 9 Kindle本の表紙の作り方
- 10 mobiファイルをアップロードしてKindle出版する手順
- 11 Kindle出版後に何冊売れたのか確認する方法
- 12 1冊100円でKindle出版した場合のロイヤリティ収入(35%と70%の場合)
- 13 KDPの販売促進ツール
- 14 Kindle出版の収入を増やす方法
- 15 Kindle本を作るのに必要な文字数
- 16 Kindle出版のロイヤリティ収入(印税)を受取るのにおすすめの銀行
- 17 Kindle出版する前に、mobiファイルをKindle端末(実機)で確認する方法
- 18 Kindle出版を「Kindle出版代行」に丸投げする
Kindle出版の流れ
①KDPにアカウント登録する
まず、Kindle出版の流れを簡単に説明します。
Kindle出版するためには、KDP(Kindle Direct Publishing/キンドル ダイレクト・パブリッシング)というサービスに登録する必要があります。
KDPは、Amazonが無料で提供しているセルフパブリッシング(自費出版/個人出版)のサイトです。
KDPにアカウント登録すれば、誰でも無料でKindle出版できるようになります。
KDPにアカウント登録したら、次は電子書籍を作る為のデータを用意しましょう。
②電子書籍のデータ(mobiファイル)を用意する
Kindle出版するためには、電子書籍を作るためのデータが必要になります。
例えば、漫画や写真集を出版したい人は画像データが必要になります。一般的な文章の本が作りたければ、テキストデータが必要になります。
電子書籍を作るためのデータを、KDPに送信すれば、全世界のAmazonサイト上であなたの本が出版されます。
ただ、KDPに送信する電子書籍のデータは、mobiファイルという特殊なファイルに変換する必要があるので注意してください。
mobiファイルの変換方法は、「mobiファイルの作り方」の記事で解説しています。
③KDPにログインし、mobiファイルを送信
mobiファイルが用意できたら、KDPにログインし、本のタイトルなど必要事項を入力してmobiファイルを送信します。
mobiファイル送信後、Amazonがファイル内容をチェックし、出版して問題ないと判断されれば、あなたの本が全世界のAmazonで販売開始されます。
まとめますと、Kindle出版の流れは…
- KDPにアカウント登録
- 電子出版するためのデータ(mobiファイル)を用意する
- KDPにログインしてmobiファイルを送信
の3ステップとなります。
Kindle出版に関するその他の詳細事項については、以下にまとめていますので参考にしてみてください。
Kindle出版に必要なもの
Kindle出版するためには、電子書籍を作るためのテキストデータや画像データの他にいくつか必要なものがあります。
予め用意しておくと、スムーズにKindle出版することが出来ます。
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Kindle出版するのに必要なもの3つ
Kindle出版して稼いでみたい(お小遣い程度でもいいから…) と考えている人は少なくないと思います。 ブロガーの方であれば、すでに「記事」がありますから、kindle本を作るのは簡単です。ブログの記 ...
KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)の登録方法
Kindle出版するには、KDP(Kindle Direct Publishing)というサービスに登録する必要があります。
Kindle出版するためのデータや表紙などをKDPにアップロードして、Amazonの審査を通過すれば、全世界のAmazonのサイト上であなたの本を出版することができます。
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KDPアカウント登録方法(著者・支払い受取口座・税に関する情報の登録)
Amazonでkindle出版するためには、KDP(Kindle Direct Publishing)に登録する必要があります。 KDPは誰でも無料で登録できます。 ただ、登録方法が少し複雑です。はじ ...
Kindle出版に対応しているファイル形式
Kindle出版するには、本にするデータを特定のファイル形式でKDPに送信する必要があります。
Kindle出版に対応しているファイル形式一覧は、以下の記事でまとめています。
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Kindle出版に対応しているファイル形式一覧
Kindle出版するには、Kindle本にするデータ(文章や画像など)を用意する必要があります。 Kindle本のデータは、KDPが指定するフォーマットのファイル形式で用意しないといけません。 実は、 ...
Kindle出版のための「epubファイル」の作り方
Kindle出版は、さまざまなファイル形式での出版に対応していますが、一般的には「epubファイルをmobiファイルに変換し、変換したmobiファイルをKDPに送信して出版する」という手順を踏みます。
最終的にKDPに送信するmobiファイルを作るには、epubファイルが必要になります。
epubファイルはpagesというソフトで作れます。
以下の記事で、pagesを使ってepubファイルを作る方法を詳しく解説しています。
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【簡単】Pagesでepubファイルを作る方法
Kindle出版するためにはmobiファイルを作成し、KDPにアップロードする必要があります。 ⇒ KDPアカウント登録方法(著者・支払い受取口座・税に関する情報の登録) mobiファイルはepubフ ...
Kindle出版のための「mobiファイル」の作り方
mobiファイルはepubファイルを変換して作ります。
epubファイルからmobiファイルに変換するには「Kindle Previewer」というソフトを使います。
下記の記事で、Kindle Prebiewerのダウンロード先と、「epubファイル→mobiファイル」への変換方法を解説しています。
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mobiファイルの作り方(epubファイルをmobiファイルに変換)
mobiファイルを作るには、epubファイルが必要になります。 epubファイルの作り方は以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。 ⇒ 【簡単】Pagesでepubファイルを作る方法 ...
Kindle本の目次の作り方
Googleドキュメント(無料)を使ってKindle本を作る場合、目次が正常に表示されないという問題があります。
ただ、ちょっとしたテクニックを使うと、Googleドキュメントでも問題なく目次が作れるようになります。
その方法について下記の記事で解説しています。
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Kindle本の目次の作り方
Googleドキュメントを使ってKindle本を出版する際、目次が作れないという問題がありました。 しかし、ある方法を使えば、Googleドキュメントで正常に目次が作れるようになります。 その方法につ ...
Kindle本を縦書きで作る方法
縦書きのKindle本は、Wordや一太郎といった特定の有料ソフトを使わないと作れません。
しかし、Googleドキュメント(無料)とPages(無料)を組み合わせると、非常に簡単に縦書きのKindle本を作ることができます。
下記の記事で、その方法について解説しています。
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Kindle本を縦書きで出版する方法
残念ながら、誰もが無料で使えるGoogleドキュメントで、縦書きのKindle本を出版することはできません。 そもそも縦書き表示機能がGoogleドキュメントには備わっていませんので。(2022/06 ...
Kindle本の表紙の作り方
Kindle本の表紙を作るために必要な基礎知識(サイズや容量など)、またKindle本の表紙をプロっぽく作るための方法を解説しています。
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kindle本の表紙のサイズは?外注するにはどうすればいいの?
Kindle出版する際に、Kindle本の表紙を作る必要があります。 この表紙がAmazonで検索された時に画面に表示されることになります。ですので、非常に重要です。あなたの本の「顔」になるわけです。 ...
mobiファイルをアップロードしてKindle出版する手順
KDPにmobiファイルをアップロードする際には、Kindle本のタイトル・カテゴリ・価格など、細々とした情報を入力する必要があります。
スクリーンショットで最低限入力が必要な項目をまとめましたので参考にしてみてください。
最低限必要な項目だけに絞れば、ごく短時間でKindle出版の作業は完了します。
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Kindle出版一歩前!KDPにmobiファイルをアップロードする方法
Kindle出版するためのmobiファイルが用意できたら、いよいよ出版です。 ⇒ mobiファイルの作り方(epubファイルをmobiファイルに変換) KDPにログインしてmobiファイ ...
Kindle出版後に何冊売れたのか確認する方法
Kindle出版後に…
- 何冊売れたのか?
- どの国で売れたのか?
- ロイヤリティ収入(印税)はいくらか?
などを調べるページを紹介しています。
このページでKindle出版後の売れ行きを確認し、あまり売れていなければKDPで無料で使える販売促進システムを使ってみるのもいいかもしれません。
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Kindle本の販売数とロイヤリティ収入の確認方法
Kindle出版した後… 何冊売れているか? どの国で売れているか? ロイヤリティ収入はいくらか? という販売状況詳細は「レポート」画面で確認できます。 さっそく確認してみましょう。
1冊100円でKindle出版した場合のロイヤリティ収入(35%と70%の場合)
はじめてKindle出版した1冊目の本は、自分を知ってもらう上でも、最低価格の99円か、きりの良い100円で販売することをおすすめします。
1冊99円、もしくは100円で売った場合、ロイヤリティ収入はいくらになるのかを計算しておきましたので、参考にしてみてください。
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Kindle本を1冊100円(もしくは250円)で売った場合のロイヤリティ収入
Kindle本を初めて出版する時、いきなり1000円で出版する人は…あまりいらっしゃいません。 というのも、いきなり無名の作者が1000円で本を出版したところで誰も買わないからですね。 大抵1冊目は1 ...
KDPの販売促進ツール
Kindle出版した本を「KDPセレクト」というプログラムに登録すると、Kindle Countdown Dealsと無料キャンペーンという販売促進ツールを使えるようになります。
それぞれどんなことができるのかについて解説しています。
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KDPセレクトのメリット「Kindle Countdown Deals」と「無料キャンペーン」について
「KDPセレクト」というプログラムに登録すると、kindleのロイヤリティ収入が70%になるうえに、特別な販売促進システムが使えるというメリットがあります。 具体的には… Kindle ...
Kindle出版の収入を増やす方法
Kindle出版したものの、なかなか儲からないという人は、Kindle出版で儲けるための施策を十分に行っていない可能性があります。
ちょっとしたことの積み重ねが、最終的にKindle出版の収入に大きく影響します。
以下の記事でKindle出版の収入を増やす方法をまとめていますので、参考にしてみてください。
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Kindle出版は儲かるのか?収入を増やす14の方法
Kindle出版は儲からない… というようなネガティブな情報を見て、Kindle出版に挑戦せずに諦めてしまう人、わりと多いんじゃないでしょうか? 例えば、1冊100円の本を月100冊売った場合のKin ...
Kindle本を作るのに必要な文字数
- Kindle出版した本をいくらで売ればいいのか?
- 適正価格はいくらなのか?
ということは、著者を悩ます大きな問題の1つです。
市販の単行本の価格を参考に、1冊100円のKindle本をつくるのに必要な文字数を計算してみました。
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Kindle出版に必要な最低限の文字数は?
kindle出版するのに必要な文字数は特に決まっていません。 極論すると3ページ100文字というような、Twitterのつぶやきよりも少ない文字数でもKindle本を作ることも可能です。 まぁ…、そう ...
Kindle出版のロイヤリティ収入(印税)を受取るのにおすすめの銀行
Kindle出版のロイヤリティ収入を受取る銀行口座は、ネット銀行の口座を使うのがおすすめです。
引き落とし手数料が他の銀行と比べて安いので、ロイヤリティ収入を目減りさせずに受取ることが出来ます。
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Kindle本のロイヤリティ収入を受取るのにおすすめの銀行は?(被仕向送金手数料が無料)
AmazonでKindle出版した後、その売上(ロイヤリティ収入)を受取るために銀行口座が必要です。 ⇒ Kindle出版するのに必要なもの3つ で、どの銀行口座がおすすめかといいますと ...
Kindle出版する前に、mobiファイルをKindle端末(実機)で確認する方法
Kindle出版する前に、自分のKindle端末でKindle出版するデータの表示確認をしたいという人は、「Send to kindle」を使いましょう。
Send to Kindleを使ってmobiファイルをKindle端末に送信すると、送り先のKindle端末でmobiファイルの内容が確認できます。
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Kindle端末でmobiファイルの表示確認をする方法(Send to Kindle)
kindle previewer(キンドルプレビューア)で作成したmobiファイルを、Kindle端末で確認する方法を紹介します。 mobiファイルをKDPにアップロードしてKindle出版すると、A ...
Kindle出版を「Kindle出版代行」に丸投げする
もし本記事を読んで…
- 私にはちょっと難しいかな…
- mobiファイル変換とか表紙作りとか面倒だな…
と思われた方は、Kindle出版代行に丸投げするのも1つの手です。
Kindle出版代行を利用すれば、テキストファイルを用意するだけでKindle出版してもらえます。
mobiファイルを用意する必要も、表紙を作る必要もありません。あなたに代わって、全てKindle出版代行がやってくれます。
なので、テキストエディタで文章を書くだけで、簡単にKindle出版できてしまいます。
以下の記事で、おすすめのKindle出版代行業者を紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。
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Kindle出版代行サービス比較!おすすめ3選
Kindle出版は面倒くさい 文章は書くから、あとは全部やってほしい こんなふうに感じている方も少なからずいらっしゃると思います。 Kindle出版はどうしてもパソコンで特殊なファイルを作ったり、アッ ...