ついにKDPで紙の本(ペーパーバック)が出版できるようになりました!
写真集や画集など、実際に手にとって見てもらいたい本を出版したかった人にとっては朗報です。
ペーパーバック出版の方法
ペーパーバック出版の方法は、電子書籍のKindle本を出版する場合と変わりません。
KDPにログインすると、「ペーパーバック」という項目が追加されていますので、その部分をクリックして出版手続きを進めていけばいいだけです。
新規で紙の本を出版する場合は、上画像右上のペーパーバックのボタンをクリック。すでに出版したKindle本を紙の本として出版したい場合は、出版済みの本の欄に表示されている「ペーパーバックの作成」をクリックして出版手続きを進めればOKです。
ペーパーバック出版のロイヤリティは?
ペーパーバック出版のロイヤリティ収入は60%です。
Kindle本のロイヤリティ収入70%より若干低いですが、紙代も印刷代も配送費も無料なのを考慮すると、60%も印税がもらえるなんて凄すぎます。
普通に本屋さんに並んでいる本の場合、著者に入る印税は10%前後だと言われていますからね。それと比較すると6~7倍です。いかにKDPが稼ぎやすいかがわかります。
ペーパーバック出版の活用方法
例えば、同人誌の作家さんが、今までキンコーズで印刷してもらってたけど、これからはKDPで100部ペーパーバック出版して手売りする…なんてことにもなるかもしれません。(同人誌業界に詳しくないのでよくわからないですが、利用方法の一つとしてありですよね)
他には、ペーパーバック出版した本を地元の本屋さんにお願いしてお店に置いてもらうとか…ですかね。
例えば、トリッキーなアイデアですが、表紙だけデザインして、あとは全部白紙で出版してメモ帳として活用する…なんてのもありかも。「マイブック (新潮文庫)」と同じようなアイデア本ですね。
考え方次第で、いろんな活用方法がありそうです。